ヨーク大学 鳥まんだら
イギリスのヨーク大学で留学生活を始めてから、早5ヶ月が経ちました。
いろいろお伝えしたいことはあるのですが、まずは身近なところから。
私の愛すべき仲間たちのお話です。
ヨーク大学のメインキャンパスは、大きな湖を囲むように建物が配置されています。
世界各国の人々が集う我らがキャンパスで、ものすごい存在感を放っているのが、水鳥たちです。
どれくらい存在感があるかっていうと、なんかこんな感じです↓

ヨーク大学の鳥と人との距離は、びっくりするほど近いです。
人間と同じ環境を共有して、当然のように権利を主張して。
近いということは、それだけ問題もよく起こるということです。湖沿いの道の糞害はひどいし(清掃車がきれいにします)、子育て期の彼らは人が道を歩いているだけで威嚇してくるので、(私が逆ギレして)マジバトルになりそうになったこともありました。
↑道の真ん中で寝るWhite geeseさんたち。人間がよけています。
もちろん迷惑なだけじゃなくて、いつも彼らを見て癒さていますし、雛鳥なんかは本当にbrilliantな可愛さなんですけどね。
人と人との距離が国によって違うのは当然として、人間と鳥との距離がここまで日本と違うとは…
人間と同じ道を歩き、安心できる居住環境を主張し、迷惑をかけたりかけられたり。
彼らは立派に「ヨーク大学」という社会の一員です。
英語を話さない・建物の中に入ってこない・授業に出ていないということ以外、割と普通の学生と同じように生きているような(笑)
毎日積極的に関わるわけではないけれど、そこに存在するのは実に自然、という点で、すれ違うのが人間だろうと鳥だろうと、何だか特に相違ないんじゃないかと思うようになってきた今日このごろです。
いろいろお伝えしたいことはあるのですが、まずは身近なところから。
私の愛すべき仲間たちのお話です。
ヨーク大学のメインキャンパスは、大きな湖を囲むように建物が配置されています。
↑キャンパスの一角。なかなかpicturesqueな感じです。
世界各国の人々が集う我らがキャンパスで、ものすごい存在感を放っているのが、水鳥たちです。
どれくらい存在感があるかっていうと、なんかこんな感じです↓
初めて見たときはさすがにびっくりしましたね…
はじめは全部「水鳥」ってくくりに入れていたのですが、数か月も見ていると、彼らとの間にもいろいろとありまして、ざっくりとした性格のようなものがつかめてきました。恐ろしいほど強気のやつもいれば天然ボケのやつもいます。
以下、生物学的には何の根拠もない私の印象と体験に基づいて彼らを紹介します。
Lesser snow goose
クレーマー。若干モンスターペアレント気味。子育ての時期は、彼らの巣が近くにあるというだけで通学路が一つ封鎖されるレベルで凶暴な雪見大福的生物。通称White goose。
Gray goose
一般市民。White gooseに比べればおっとりしていて、窓のそばまで子供を見せに来てくれたりする。
Canada goose
上流階級。つがいで行動すること多し。
実に優雅かつ自然な動作で、人の手から食べかけのピザを奪う大胆さをお持ちである。
Coots
金はなくとも楽しい我が家みたいなイメージ。
「パパ、パパ」「ママ、ママ」というような声が聞こえてきそうなほど親子仲が良い。子供が反抗期のときは真正面から叱るタイプ。
Wild duck
カモ。本気であっちからネギを背負って走ってきちゃいそうなほどのカモ。人間がBBQしているのが気になって寄ってきてしまうのは、こちらの方が心配になるのでやめてほしい。
ヨーク大学の鳥と人との距離は、びっくりするほど近いです。
人間と同じ環境を共有して、当然のように権利を主張して。
近いということは、それだけ問題もよく起こるということです。湖沿いの道の糞害はひどいし(清掃車がきれいにします)、子育て期の彼らは人が道を歩いているだけで威嚇してくるので、(私が逆ギレして)マジバトルになりそうになったこともありました。
↑道の真ん中で寝るWhite geeseさんたち。人間がよけています。
もちろん迷惑なだけじゃなくて、いつも彼らを見て癒さていますし、雛鳥なんかは本当にbrilliantな可愛さなんですけどね。
人と人との距離が国によって違うのは当然として、人間と鳥との距離がここまで日本と違うとは…
人間と同じ道を歩き、安心できる居住環境を主張し、迷惑をかけたりかけられたり。
彼らは立派に「ヨーク大学」という社会の一員です。
英語を話さない・建物の中に入ってこない・授業に出ていないということ以外、割と普通の学生と同じように生きているような(笑)
毎日積極的に関わるわけではないけれど、そこに存在するのは実に自然、という点で、すれ違うのが人間だろうと鳥だろうと、何だか特に相違ないんじゃないかと思うようになってきた今日このごろです。